和解をする

交通事故では和解をして慰謝料をもらうこともできる

交通事故のおける和解金というのは、示談交渉における示談金のことを言います。法律上も示談金と和解金に違いはないということが示されていますので、示談交渉でお互いが納得してお金が支払われるような事になれば、それが和解金として支払われたと考えて間違いありません。そして、慰謝料というのは示談金や和解金に含まれているお金であるためこの違いに関してもしっかりと認識しておくことが重要でしょう。

慰謝料は、法律的には交通事故にあった被害者に対する加害者からの精神的な損失を填補するための賠償金のことを意味します。精神的な損失などという言い方をすると誤解をする人もいるのですが、基本的に個々で示されている精神的な損失というのは肉体的な損失から精神的な苦痛に転換したものも含まれています。仮に、大きな怪我をしてそれで立ち直れないくらいのショックを受けた時にはそれも慰謝料として計算できることになりますので、肉体的な損失は慰謝料で請求すると考えて間違いありません。

事実、交通事故の慰謝料請求では肉体的な損失が大きいほど請求できる金額も非常に大きくなる傾向にあります。日本の司法制度では、こうした慰謝料を請求できるケースは大 きく分けると2つあります。一つは裁判をして強制的に相手に対して賠償請求を認めさせることです。裁判をして賠償請求が認められると加害者側がその支払を拒否することができなくなりますので、強制的に相手からお金を奪うことができるようになります。

一方で、示談をして交通事故に関わった当事者が納得して慰謝料を被害者に対して渡すこともあります。示談の場合には納得をした段階で支払いを求めることができるため、裁判のように長期化することもありませんので交通事故の場合は殆どがこの示談によってトラブルを解決するようになっています。これは統計的な数値からも明らかで、日本の場合は交通事故の賠償請求で裁判まで行くのは全体の1割程度しか存在しません。それだけ、交通事故に 関わった多くの人が早期の問題解決を望んでいるということです。

示談の場合は、お互いが言いたいことを主張することができるので話がこじれてしまうこともあります。ただ、長期化して相手に対して補償をしない態度を示し続けるとその会社の社会的な信用性も失墜することになるのできちんとした証拠があるのならば示談のほうが手早く済んで良いと判断する人も多いのです。実際に交渉するときには弁護士を通していろいろなファクターを加味して話し合いを継続していきましょう。